「『だめだこりゃ』で始まった交際のご成婚?」M様(24歳女性:初婚)
プロフィール
24歳のM様は、若いのにしっかりした結婚のビジョンを持った、癒し系のチャーミングな女性です。
「結婚相談所ってどんなところなんだろう」‥と不安な面持ちで無料カウンセリングにお越し下さった日の事をよく覚えています。
「取り合えず、やってみます!」と、勇気を出して始めた婚活は、予定通りご入会6か月以内で運命の方に巡り合い、トータル10カ月で婚活の幕を閉じました。
6歳年上の彼は、実直なイケメンさんです。
お話上手で、ご交際当初から沢山の自己開示をし、お気持ちの距離を縮める努力をしてくださいました。
成婚退会:2022年春
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「だめだこりゃ」で始まった交際
彼とのご交際開始直後、ファーストコールが約束の日に掛かってこなかったり、初デートの日程を3週間後に提案されるなど、M様がテンションを落としてしまうことが幾つかありました。
彼の多忙ぶりや、女性とのお付き合いに慣れていないことを考慮したとしても、「ダメだこりゃ!」とM様が嘆くほど期待値ゼロの始まりだったのです。
3ヶ月でご成婚退会を目指しているのに、初デートが3週間後だなんて、随分のんびりとしたご提案です。
M様としては、3週間後の再会までモヤモヤした気持ちがずっと続くのは耐えられないと、どうにか早い日程でお会いできないかご提案なさったようです。
「もっと早い日程で、30分でもいいからお茶しに行きませんか?」
M様は早く彼と再会して、ご縁のある方か否かを判断し、気持ちの決着とご縁の区切りをつけたかったのです。 -
「受け身」ではない婚活のすすめ
M様は「受け身」体質ではありません。
彼からのファーストコールが来なかった時、自らショートメールを送りました。
決して責めるような内容ではなく、彼の多忙を気遣った優しいメールです。
「約束の時間にお電話を待っていましたが、きっとお忙しいのですね。
無理をせず、ご都合のいい日時にお電話ください。
待っています。お仕事頑張ってください。」
このメールを受け取った彼から、慌ててファーストコールが来たようです。
優しい気持ちは、人を動かすものですね。
そして、初デート。
こちらも彼から詳細のご提案がなかなかない。
仕方がないとばかり、M様リードで初デートの日時とお待ち合わせ場所がアレンジされました。
婚活市場では、「デートは男性が誘うもの」と思われがちですが、実のところ、それはルールでもなんでもありません。
時代は令和。
女性からファーストコールをしてもいいし、デートのアレンジをリードしても全く構わないと思うのです。
また、婚活中の交際の目的は、お相手との相性や人柄を確認することが目的です。
男性からのリードや積極性をテストして、自分がどれほど想われているかを伺ってばかりいると、「受け身」な女性のイメージが面倒に思われ良縁を逃すことも。
「脱・受け身」で、女性も積極的に交際に臨むことで、交際が深まると思います。 -
3時間のカフェデートで転じた良縁
「楽し過ぎてあっという間に3時間が経っていました。」
軽くお茶を飲んで解散するはずのカフェデートは、時間を忘れ3時間にも及んだと仰るのです。
その後お二人は、週一ペースでデートを重ねていきました。
M様が素晴らしいのは、慣れない彼の代わりにいつもデート先をアレンジなさっていたことです。
「次は、ここへ行ってみない?」
「一緒に行ってみたいところがあるんだけど。」
M様からのご提案に、いつも彼は応じてくれました。
そしていつの頃からか、彼の方からも積極的にデートをアレンジしてくれるように。
時間通りに来なかったファーストコールも、3週間後の初デートの提案も、「ダメだこりゃ」とユーモラスにお相手を許してあげた優しいM様。
期待値ゼロから始まったご交際でしたが、M様の明るく前向きな姿勢が、結婚のご縁へと繋げたのだと思います。 -
成婚アンケート「お相手とのエピソードは?」
「お相手とのエピソードは?」は、「何度も感じた彼の優しい人柄」
『デートをしている時に思いやりを感じることがたくさんあって、優しい人だと何度も思いました。』
M様が感じた思いやりとは、彼の些細な仕草からです。
飲み干した缶ジュースを捨てようとゴミ箱を探したけれど、なかなか見つからなかった時、
「僕が持って帰るから大丈夫だよ。」
と、ビニール袋に2人分の缶をバッグにさっとしまった彼。
女性というのは、ふとした仕草から優しい人柄を感じるものなのです。
「ふとした仕草」は、恋愛テクニックではありません。
お相手を想ってこそ、優しい人柄が自然に態度に現れるものですね。
最後に
ご成婚おめでとうございます。
M様はご交際中、マメにデート報告をしてくださいました。
ご交際が深まるほどに、彼の優しい人柄を感じるエピソードや「有難いなと思います」の言葉が増えていったのが印象的でした。
そして20回目の最後のデート報告は、「今の幸せな気持ちを、ずっと忘れないようにしたいと思います。」という幸せを実感している言葉で締めくくられたことに、私自身の胸が熱くなりました。
ご交際には少々不器用だった彼ですが、M様がしっかりフォローなさったからこそ、ご成婚に繋げることができたと思います。
フォローし合うのが夫婦です。
それが、婚活の交際中に果たされていたのですから、これからもきっと大丈夫ですね。
末永いお幸せを祈っております。
この度は、ご成婚誠におめでとうございます。