「逆プロポーズしたご成婚」K様(41歳女性:初婚)
プロフィール
K様は、黒目がちの瞳が印象的なエキゾチックな美人さん。
営業のお仕事柄か、爽やかでハキハキした明るい印象です。
そして、ご本人も自覚済みのかなりの「面食い」。
ご成婚なさった彼はというと、誠実で男っぽく、どちらかというとK様の話の聞き役に徹する優しい方です。
そしてもちろん、イケメンさん。
成婚退会:2019年春
-
お相手の条件を絞っていますか?
「面食い」の婚活は、難航しました。
だってK様、「イケメン」だけではなく、「同世代」「長身」「高収入」「できれば大卒」と、
好条件の男性ばかりを狙い撃ちしていたからです。
そういった好条件が揃った男性は、他の女性だって憧れるわけですから、
倍率が高くなかなかお見合いの成立とはなりません。
なかなかお見合いが決まらず、活動して2か月後。お相手選びについてK様とたくさんの話を致しました。
今後のお相手選びについて、選択肢は二つ。
このまま好条件をクリアする人に会えるまでお申し込みを続けるか。
若しくは、「譲れない条件」の優先順位を作ってお相手選びの範囲を広げるか。
41歳。
アラフォーの女性は、婚活市場のボリュームゾーンであり、つまりライバルが大勢いる世代とも言えるのです。
K様は悩んだ末、「譲れない条件」を絞って活動をしていくことを選択しました。
でも、好条件の方も諦めないことを前提に。 -
プロフィールどおりの人などいない
K様は「譲れない条件」を3つに絞りました。
「イケメン」「同世代」「年収500万以上」。
そうなると、美人の彼女ですから、お見合いも成立するようになり、ようやく婚活らしくなってきたのです。
さて、お見合いをする様になって、K様は気づいたことがあります。
「プロフィールどおりの人などいない。」ということです。
婚活プロフィールから感じ取る「イメージ」は、K様が抱く「妄想」に過ぎず、
「イケメン」と思って実際に会ってみると、お写真と若干違ったり、話し方や声のトーン、仕草、雰囲気が「イメージ」と
まるで違うことも少なくなかったのです。
大きな期待をしてお見合いに臨み、がっかりして勝手に落ち込むことを繰り返し、
K様はやがてプロフィール写真に「期待」をしないことにしたそうです。
仲人としては、K様の婚活が良い方向に流れ出した、と思った瞬間でした。 -
実はイケメンが隠れている
ある時、目元の優し気な男性から、K様にお申し込みが入りお勧めしました。
同じ41歳の彼は、スーツにネクタイで少しおじさんっぽい。笑顔もぎこちない。年収も500万円ぎりぎりです。
お申込の有効期限は2週間ですが、その最終日までK様は悩み、結局お見合いをすることにしました。
お見合い当日、K様が弾んだ声で報告してくれたのを今でも忘れません。
「平山さん!すごくかっこいい男性でした!お見合いして本当によかった!ふふふ」
聞けば彼はイケメンというだけでなく、性格も大変穏やか。優しい語り口に癒されるようだと言います。
K様とは趣向や考え方が似ていたせいか、お見合いの席では笑い声があがるほどお話が弾んだようです。 -
女性からの逆プロポーズ?
「彼以外にはもう考えられません。」と、いつもデートのご報告をしてくれださったK様はとても幸せそうでした。
ご交際2か月で真剣交際になったものの、3か月を過ぎた辺りにプロポーズを待ちかけられず、
つい逆プロポーズをしてしまったそうです。
「あなたも、私と結婚したいって思ってくれているんでしょ?」
明るく言い放つ彼女の言葉に、彼は照れくさそうに頷いたようです。
逆プロポーズの成功です。
でも優しい彼は、後日正式にプロポーズをしてくださいました。
「僕と結婚してください。」って。
最後に
ご成婚おめでとうございます。
2週間悩んだものの、彼からのお見合い申込みにOK回答なさった判断は、
今にして思うと運命的に感じます。
ご縁は全てタイミングです。
K様が「プロフィールどおりの人なんていない」と嘆きもがいていた頃に届いた彼からからのお申込。
苦悩した婚活を経たからこそ、彼とのお見合いを決断し、ご縁を繋ぐことが出来たのだと思います。
イケメンだけじゃなく、K様を大事に思ってくれる穏やかで優しい彼とのご縁を
いつまでも大切に幸せになってください。
本当におめでとうございます。