「辛い婚活を乗り越えパパになった彼の婚活」M様(37歳男性:初婚)
プロフィール
2019年夏にご成婚退会なさったM様より突然のご報告!
「僕、パパになりました。」
2年数ヶ月の長い婚活を経てご成婚退会なさったM様の婚活は、辛いことが多かった。
あまりに辛くて、一時は休会せざるを得ないご心情に。
それでも再び「婚活のリング」に立ち上がったM様。
「運命のお相手」は、これまで出会ってきた女性と全く違うタイプです。
素直で前向き、そして優しい彼の人柄をきちんと見極めてくださった心美人です。
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謙虚なお相手選びは出会いに恵まれる
男性は、30代半ば以降から「年下女性」を選ぶ傾向にあります。
5歳差、6歳差は当たり前。
一回り年齢差があっても、チャンスあらば「夢の年齢差婚」を狙いがちなんです。
なのに、M様はご入会当初より謙虚。
「僕でいいと言ってくれる女性なら」
との思いで始めた婚活は、沢山のお見合いに恵まれました。
年代別に見ると、結婚相談所の婚活サイト内で一番のボリュームゾーンは彼と同世代の女性。
だから、お相手選びには事欠かなかったし、彼の「身長」「年収」「学歴」も問題なく平均的でしたから、婚活の滑り出しは順調でした。 -
人間不信になりそうな出来事の連続
ところが、お見合いに恵まれても、なかなか仮交際に繋がりません。
お見合いの席でお話が弾んだのに、「フィーリングが合わない」という理由で「お断り」された直後は、本当に凹みました。
また、たとえ仮交際に繋がったとしても、コミュニケーションが思うように取れないお相手が多かったですね。
どなた様も、LINEの既読スルーや未読スルー、忘れた頃の返信が多く、彼はお相手が本当に自分に前向きなのか不信感を募らせます。
「女性って、どうしてLINEの返信が遅いんですか?」
普通に考えると、婚活中のLINEの返信が数日後となるのは、前向き度が低い証拠です。
もちろん、仕事上で返信が出来ないタイミングだったり、返信する内容を考えているうちに時間が経ってしまうことは理解できます。
でも、毎回はおかしい。
誰だって「自分は『二の次」なんだ。」と思って当然でしょう。
そして、「二の次」と思われている女性との初デートは、かなり気が重い。
お見合いの席では会話が弾んだのに、その雰囲気はどこへやら。
気が重いままでは、心から楽しい時間を過ごせるわけもなく、初デート後は「ご交際終了」を告げられるという連続でした。
「僕、本当に結婚できるんでしょうか?」
彼の口から切ないこのセリフを何度聞いたことでしょうか。 -
交際期間が長引くのはうまくいかない?
そんなM君ですが、ようやく真剣交際に駒を進めるご縁に恵まれました。
ところが、彼はご縁に前向きなのに、お相手はご成婚退会に踏み切る気持ちになかなかなれない様子。
かといって、彼との交際を終了にする気持ちにもなれない。
心配で、葵良縁センターから何度となくお相手カウンセラーに連絡しました。
彼女の結婚に対するお気持ちを確認するためです。
しかしながら、
「待って、待って」
のお返事ばかり。
やがて、そんな風にお相手が中途半端な気持ちのまま、真剣交際は長期化していきます。
結婚相談所での交際期間は、長くても6ヶ月までと決まっているのに。
そして、最終的な彼女の回答は、
「ごめんなさい、結婚はできません。」でした。
そして、お断り理由はなんと、
「やっぱり、お顔が好きになれません。」と。
信じられない不躾なお断り理由に、一番傷ついたのは彼です。
お相手を責めることなく、男らしく事態を受け入れていらっしゃいましたが、精一杯尽くした誠意を、思い出を、費やした時間を、彼自身の中で整理するのにかなり苦悩したことと思います。
あの時、私は仲人なのにM様に掛ける言葉を失いました。
涙するしかなかったね。 -
婚活はタイミングと諦めない心の強さが肝心
暫しの休会を経て、「婚活のリング」に戻ってきたM君。
穏やかな彼だけど、諦めない心の強さは誰にも負けません。
そして復活後、最初にお見合いしたのが奥様です。
あの時、奮い立って活動を再開していなかったら、この「産声」はなかったでしょう。
奥様曰く、M君にお見合いを申込もうと思った矢先、彼が「休会」になってしまいガッカリしたそうです。
それでも、M君の活動再開を心待ちにしてくださり、彼の活動再開後、直ぐにお見合いを申込んでくださったのです。
彼女にとって、彼は「タイプ」。
優しいお人柄を思わせるPRから、ずっと「会いたい」と想いを募らせてくださっていたと仰います。
お見合い後も、彼へのイメージは更に良くなるばかり。
お二人は順調に交際を進めました。
「平山さん、毎日LINEをくれる女性もいるんですね!」
彼が弾んだ声で報告してくれたのを、今でも覚えています。
辛かった彼の婚活は、奥様によって癒やされたんだね!
最後に
お子様のご誕生、誠におめでとうございます。
婚活は長かったけれど、妊活は早くてよかった!
2017年から2019年までの2年と少しの婚活は、上手くいかなかった分、幸せを手にした時の幸福感はひとしおだったと思います。
M様の「もう、誰を選んでいいか分かりません。」という嘆きに、一緒にPC前で肩を並べてお相手選びをしたことが今でも思い出されます。
悩んでいらっしゃったはずなのに、明るい人柄に私まで引き込まれ、笑い声を上げながら楽しくお相手選びをいたしました。
上手くいかなくても、七転び八起き。
いつも前向きに奮い立ち、「幸せになりたい」強い信念と謙虚さで婚活を成功させたのだと思います。
優しくチャーミングで、何よりもM様を大事に思ってくださる奥様と、これからはお子さんの成長を楽しみに、大いに人生を謳歌してください!
この度は、本当に本当におめでとうございます。