「婚活7年?67歳まだまだ若い!やっぱり独りより二人」K様(67歳男性:初婚)
プロフィール
清潔感に溢れた初婚のK様は、とてもおしゃれで若々しい!
元エンジニアの物静かな理系男子(理系紳士)です。
婚活の期間はトータル7年。
長きに渡った活動でしたが、終わりよければ全てよし。
4歳年下のお相手の女性は再婚さんで、コロコロとよく笑う快活でチャーミングな方です。
今でも活き活きと介護の現場で活躍なさっている素敵な女性とご縁を繋ぎました。
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婚活が長引いてしまった理由とは?
彼の婚活は、トータル7年。
なぜ長引いてしまったのかというと…理由は明確でした。
ご入会当時の彼の「お相手への希望・条件」は、「お母様と同居してくださる女性」だったのです。
親想いの優しい彼のご意向には、全く頭が下がります…。
お母様にとって彼は、きっと自慢の息子さんだったに違いありません。
婚活開始後、ルックスもお性格もよく、退職後も経済的に恵まれていた彼でしたから、お母様とのご同居が条件であってもお見合はできました。
でも、いざ「お姑さんと暮らす生活」を女性が現実的に思い描いた時、自信を無くしてしまう方は多く、仮交際の辞退が相次いだり、彼の活動はなかなかスムーズではなかったのです。
結婚後、ご同居の親御さんやお子さんがある場合、それは少々婚活のハードルになるともいえます。 -
自分を理解する婚活はストレスが少ない?
結婚した後、既に確立している「お相手家族の家庭」に「新しい家族」として溶け込む苦労は、想像に容易いです。
女性の立場になって考えれば、交際や結婚を決断をすることは勇気が要ることでしょう。
K様もそのことをよく理解なさっての婚活だったのです。
ですから、K様からのお見合い申込みにNG回答が多くても、ご交際を辞退されたとしても、上手くいかない活動に憤りや焦りを感じることはあまりなかったようです。
K様の婚活は、「僕の条件でもOK!」と言ってくれる女性を謙虚に「待つ婚活」でもあったのです。
また、ゴルフが上手な彼でしたから、お仲間と過ごす楽しい時間は婚活のよい息抜きになっていらっしゃいました。 -
婚活の転機が訪れた時
ある時彼は、お母様と「永遠の別れの時」を迎えました。
底知れぬ深い悲しみにどれほど打ちひしがれたことでしょうか。
それでも、時間をおいて落ち着いた頃に婚活を再開なさったK様。
一人になってしまった彼でしたが、実はそれからが彼の本格的な婚活となりました。
お写真を撮り直したり気分転換をする中で、お見合いの成立も確実に増えていきました。
K様の婚活のエンジンが始動し出したのです!
そのことを一番驚いていたのは、彼だったかもしれません。
そして、婚活のエンジンが始動して半年ほどが経過した頃、運命の出会いを果たします。
K様が見初めた女性は、チャキチャキとしたしっかり者で、何より明るい!
女性らしい気遣いにも溢れ、彼女が傍にいると、その声にも存在にも気持ちが安らぐとK様は仰います。 -
結婚の決め手は旅行の計画??
K様は週1のデートをリードし、お二人の気持ちの距離は順調に縮まっていきました。
他県出身の彼女のため、千葉を案内がてらのドライブデートが多かったですね。
稲毛海岸の真冬の「花の美術館」では、見ごろのお花が乏しく見ごたえゼロ。
そんな時でも「春になったらリベンジしに、もう一度一緒来ましょうね!」とどちらからともなくお約束をしたとか。
どんなことも前向きに捉え、共に楽しめる相性を互いが感じたようです。
そしてご交際から2か月でご成婚退会。
結婚の決め手は「旅行に行きたいね」の会話から。
結婚相談所のルールでは、「宿泊を伴う旅行」はご成婚退会をした後でとなります。
誠実なK様は、ご旅行の計画をする前に、ご自身の気持ちをきちんと伝えプロポーズ大成功。
ご成婚退会後は、旅の支度は勿論、直ぐに揃いの結婚指輪を準備したり、お引越しやご入籍の手配をしたり、結婚後も幸せな忙しさが続いているようです。
長きに渡った婚活でしたが、粘り勝ちでゲットしたご成婚退会。
幸せいっぱいのK様の笑顔に、初代仲人の母も格別な喜びを感じた素敵なご成婚退会となりました。
最後に
ご成婚、おめでとうございます。
初代仲人の母が久しぶりにK様の声を聞きたいと偶然お電話したあの夜、お母様の告別式であったことには驚きました。
でも、今にして思えば亡きお母様がK様と私達を繋いでくださったのかもしれません。
運命の女性は、明るくお年寄りとのお喋りが大好きな介護のプロ。
「Kさんのお母様がご健在でも、私はきっと結婚していましたよ。」と仰る彼女の言葉に、K様の気持ちはどれほど救われ癒されたことでしょう。
今からが青春。
ペットのKちゃんも連れて、大好きな旅行をご一緒しながら、これまでの分も幸せになってなってください。
ご成婚、本当におめでとうございます。