男性への本当のお断り理由「先が思いやられるコミュ能力」
2021.05.10
仲人コラム
「先が思いやられるコミュ能力」
お見合いは、初めて会う者同士が「結婚」を意識してお話をする席ですから、「緊張」するのは当たり前ですね。
「緊張感」は時に初々しく、好印象を抱かれることがあります。
今回の「男性への本当のお断り理由」は、この「緊張感」に問題があったようです。
過度な「緊張感」が「違和感」に繋がった
彼女曰く、お相手の男性が大変緊張なさっていたそうです。
どれくらい緊張していたかというと、例えばコーヒーカップを持つ手が震え、ソーサーとカップが触れるたびにカタカタと音が出るほどでした。
それはさておき、一番「違和感」を感じたのは「目を見て話をしない」ということ。
彼女がコーヒーカップに目を落としたり、視線を外す時は彼の視線を感じるのに、再び正面に向き直ると彼の視線が逃げるというのです。
つまり、お話をしている最中ずっと「視線の追いかけっこ」をしているみたいだったと言うのです。
視線も大事なコミュニケーション
「目を見て話をする」ことは、大変な緊張感を伴いますが、一般的なビジネスの世界でも大切なマナーでの一つです。
目を見て話をしない営業マンから、「商品」がいかに魅力的かを説明されても、誰も手にしたいとは思わないでしょう。
お見合いの席でも同じです。
ご自身の話がうまく出来たとしても、目が合わなければ全くお相手の気持ちを動かすことが出来ないのです。
本当のお断り理由は先が思いやられるコミュ能力
「目を見て話す」ことは、積極性や協調性などのアピールにも繋がると言われています。
つまり、目が合わないお相手からは積極的な印象も抱けず、仮交際に進んだとしてもスムーズなコミュニケーションが期待できないと思われるのです。
この度の彼女のお断りの理由は、
・「彼が緊張してコーヒーを持つ手が震えていたから」
ではなく、
・「目が合わなかったこと」
でもなく、
コミュニケーションを通じて互いの気持ちの距離を縮めることが困難と感じたからです。
手の震えを止めるには?
コーヒーカップを持つ手の震えを止めるには、お見合いの数をこなし、「お見合い」という席に慣れるのが一番です。
そして、お見合いの目的は「自己開示しながら会話を通じて互いを知り合うこと」であることに意識を集中するのです。
とはいえ、それでも手が震える場合もあるでしょう。
そういう場合は、ホットコーヒーではなく、ストローで飲む冷たい飲み物を注文した方が無難です。
コーヒーは片手で持ち上げますが、ストローをさした冷たい飲み物は、両手で持ち上げることができますから、震えは軽減されるはずです。
視線のトレーニングって?
異性と目を合わして話が出来るようにするには、トレーニングしかありません。
トレーニングのお相手は異性であれば家族でもいいし、同僚でもいいし、買い物先で偶然接客をしてくれた店員さんでもいいのです。
そして、なるべく視線を合わせるようにして話をするよう心掛けましょう。
最初から視線を合わせるのが難しいなら、お相手の顔全体を見るようにし、時にはその周辺に視線を移動させ、時々目線を合わせる程度でも構いません。
ガン見するのも嫌われる
「目を合わせれば、気持ちが伝わるだろう」と、じっとお見合い相手を見るのは御法度です。
「じっと見られる」ということは、不快感を抱きます。
目の前のお見合い相手は居心地が悪く、きっと直ぐにでも帰りたくなるでしょう。
「怖い」といった印象も加わるかもしれません。
適度に目を合わせ、時には視線を外しつつ、バランスのいい視線の送り方を研究しましょうね。
婚活は、「何かを変えれば、何かが変わる」。
自分を変える努力を頑張りましょうね。
千葉市の結婚相談所 葵良縁センター千葉