最近の「オンラインお見合い」事情とは?
2020.11.21
オンラインお見合い
新型コロナウィルスの感染拡大で、この冬は再び「オンラインお見合い」が増えそうな予感です。
最近のオンラインお見合いの流れとは
緊急事態宣言が発令された前後から、結婚相談所全体が「オンラインお見合い」を模索し、思考錯誤を繰り返してきました。
仲人も会員様も、「オンラインとは」や「Zoomとは」等をゼロから学び、新しい事への挑戦の毎日でした。
やがて「オンラインお見合い」はどんどん普及され、当時「新しい婚活の形」としてメディアでも度々取り上げられたものです。
そして今では当たり前の存在になった「オンラインお見合い」ですが、最近では比較的お見合い時間が長くなった傾向があります。
オンラインお見合いの所要時間
以前は、お見合いするお二人と、どちらかの仲人がホスト役として冒頭画面に登場し、通信の確認と簡単なご挨拶をして早々に退出をするといったスタイルでした。
Zoom(無料版)では、3人以上で利用する場合には時間制限(40分)があります。
3人目が画面に登場してから40分間がカウントされるため、お見合い時間は最長でも40分間。
場合により30分で終了することもありましたから、お見合いとしては十分とは言えません。
制限時間の40分を過ぎると予期なく画面が閉じられてしまい、最後のご挨拶ができないままお見合いが終了され、突然切り替わってしまった画面に面食らうなど、後味の悪い終わり方になってしまう事が多かったように思います。
オンラインお見合いが普及された今は、お見合いをするお二人だけで執り行うことが多くなりました。
Zoom(無料版)は2人までなら利用時間に制限がないため、終了時間は対面のお見合いと同様、お二人のタイミングで終えることができますし、もちろん締めくくりのご挨拶もできます。
そして、所要時間はだいたい1時間前後が主流です。
最初の笑顔がいい雰囲気を作る
「オンラインお見合い」のホスト役をするというのは、お二人をお見合い場所で引き合わせる感覚に似ています。
「お相手は、どんな方だろう。」と、仲人の私もワクワクするものです。
ある時、葵良縁センターのアラフォーM君の「オンラインお見合い」でホスト役を務めた時のこと。
お見合い開始10分前、先に画面に登場したのはM君。
少し緊張気味のM君と私は、束の間お喋りをしながら会話の準備体操をしつつ、お相手の女性が登場するのを今か今かと待っていたのですが、なかなか現れない。
開始予定時間を5分過ぎたころ、不安な表情で画面に現れた彼女は、オンラインが繋がっていることが分かった瞬間か、嬉しそうに手を振りかけ、安堵した表情にも見える明るい笑顔でご挨拶してくださいました。
「大変お待たせして申し訳ございません。
手間取ってしまって遅れてしまいました。
やっと繋がってよかったです!(ニコニコ)」
その笑顔は清々しく、とても感じがよかった!
彼女の笑顔が画面に映った瞬間、伝染したかのようにM君も笑顔に。
画面全体が明るく和やかになったようでした。
オンラインでも対面でも、お見合いにはやっぱり笑顔は大事なのです。
女性は「華」である
ホスト役をして感じていたのは、やはり女性は「華」であるということ。
きれいな色のお召しものに、女性らしい緩やかなヘアスタルと優しい笑顔。
画面の中に華やぎを演出するのは、決まって女性です。
オンラインではありますが、立派なお見合いの席というのに、地味な色の普段着にひっつめ髪、化粧っけのない女性との「オンラインお見合い」でホスト役をしたこともあります。
そんな時の男性はというと…がっかり感丸出しで明らかに沈んでいました。
やはり女性の華やかな雰囲気に、男性は必然テンションが上がるものなのです。
出来ることをする婚活を
新型コロナウィルスの感染拡大で、不安な日々が再びやってくる気配ですが、困難な時こそ「パートナーがいたら…」と切望するものです。
「オンラインお見合い」は、新しい出会い方のひとつ。
出来ない事に嘆くより、できることをする婚活をしましょうね。
婚活するなら葵良縁センター千葉