仲人コラム

婚活は十人十色でよい。秋の結婚報告まとめ

2019.12.01

仲人コラム

春に葵良縁センター千葉をご成婚退会なさった方が、秋に続々と結婚式を挙げたり、ご入籍をなさったりと、幸せのご報告がいくつも寄せられました。

脱・お見合いのし過ぎで疲れた婚活

モダンで艶やかな美しい打掛に身を包んでいらっしゃるのは、葵良縁センター千葉をご成婚退会した、アラフォー女性。

170㎝のスラリとした美人さんで、偶然なのか、180㎝を超える高身長の彼とご結婚なさいました。

お二人並ぶと、婚礼パンフレットのモデルさんの様に、バランスがばっちりですね。

彼女にとって、葵良縁センター千葉での婚活は二度目。

最初の婚活では、沢山のお見合いに恵まれたものの、毎週末、複数名とのお見合いの連続に、疲れ果ててしまったと仰います。

お見合いは先々まで予定され、いつの間にか「お見合い」が、「こなさなければならない仕事」のような感覚になってしまったのです。

平日は精いっぱいお仕事を頑張った上、週末はおめかししてお見合いへ。

自分の時間もなくなるほどの、お見合いラッシュでした。

一見、嬉しい悲鳴のようですが、「自分の時間をなくした婚活」は、精神的に疲れてしまい、婚活の継続を難しくさせます。

それに、たとえ「素敵だな。」と思うお相手に出会えたとしても、ご交際する時間も、デートを企画する気力すらもなくなるもの。

結果、「結婚するためのお見合い」なのに、「お見合いするだけの婚活」に化してしまうわけです。

葵良縁センター千葉のアメーバーブログをフォローしてくださっていた彼女は、「婚活で疲れ果てた今の自分の気持ちを、葵さんなら理解してくれるかもしれない」と、弊社のドアを叩いてくださいました。(ありがとうございます)

葵良縁センター千葉では、がむしゃらにお見合いをこなす婚活はやめにして、「自分の時間」も持ちながら、一つ一つの出会いを大切にして進めていくことにしました。

まず、これまでの1日に2人若しくは3人とお見合いを掛け持ちしていた、忙しい婚活とは決別。

お見合いは、1日1人までにし、週末には自分の時間も作れる余裕のスケジュールを心掛けました。

婚活のテーマは「ゆっくり急ごう」

そんな風に婚活を進め始めた矢先のこと、神様のいたずらなのか、彼女は職場で足に大けがを負ってしまいました。

必然的に、婚活は更に減速せざるを得ない。

ケガは、婚活だけではなく、彼女の日常そのものを不自由にさせていきました。

仲人の前では、明るく振舞っていた彼女でしたが、心では泣いていたと思います。

痛いし、辛いし、何事も思うようにいかないし。

でも彼女は、「絶対に結婚するんだ!」という強い気持ちを持ち続け、ケガにも焦らずに向き合い、辛い時期を乗り越えたのです。

運命の彼とのお見合いのあと、彼女からルンルンのご報告。

「すごく話しやすい方でした。

趣味が似ていたので話も弾み、楽しい時間を過ごせました。

なんだかとても気分が良かったので、寄り道してデパートで久しぶりに、可愛い色のリップを買っちゃった!」

その半年後、めでたくご成婚退会。

葵良縁センター千葉では1年ほどの婚活でした。

結婚の適齢期は人それぞれでいい

穏やかな秋の日差しに包まれ、優しく微笑む白無垢姿の女性。

傍には、満面の笑みのはかま姿の彼が、優しく寄り添っていらっしゃいます。

初婚の彼女が葵良縁センター千葉で婚活を始めたのは、45歳の時。

一部上場企業に長くお勤めなさっている、聡明で誠実、明るく朗らかな素敵な女性です。

誰からも好かれるような、チャーミングで気遣い上手の彼女が、どうしてこれまで独り身だったのかというと…。

若かりし頃からずっと、ご家族の看病を頑張ってこられたのです。

そして45歳の今が、結婚の適齢期なのです。

ご入会当初、辛いお話を明るく語る彼女を前に、仲人は「絶対に結婚させてあげたい」と、心底感じたものでした。

45歳の年齢を考慮し、葵良縁センター千葉が加盟している各連盟の「年齢層」を把握しながら、 婚活をスタートさせました。

例えば会員数65000名を誇るIBJ(日本結婚相談所連盟)なら、男性は20代~40代がボリュームゾーン。

でも、50歳前後の男性となると、「良縁ネット」や「日本ブライダル連盟」の方が検索条件により人数が多い。

プロフィールの婚活写真に左右されないよう、内容をよく見て、自分に合いそうな方であれば取り合えず申し込みを進めました。

彼女の婚活のテーマは、「会ってみてから悩む」

婚活を始めて1年ほど経った頃、 少し年上の運命の彼と出会ったのは 「良縁ネット」。

同じく初婚で穏やかな彼とは、お見合いの席で直ぐに意気投合です。

同じ趣味があったわけではありませんが、人としての信念が、彼女のそれに似ていて、共感できることが多々あり、会話は弾んだようです。

「わかります!」「そうですよね~」そんな言葉が会話と会話を繋ぎ、お見合いの時間はあっという間だったみたい。

約半年のご交際を経て、彼の仕事に対する信念、人に対する信念、家族に対する信念に尊敬を抱くようになったのが、彼女の結婚の決め手。

結婚式当日、眩しいほどの秋の光の中、寄り添って微笑むお二人を、天国のご家族が皆で手を叩いてお祝いしているに違いない。

本当に、本当におめでとう。

お見合い一人目で結婚を決断する勇気

爽やかで、ホスピタリティ溢れる彼は、36歳の初婚さん。

背筋がすっと伸びて、身のこなしがスマート。

マナー講師もこなす、「接客のプロ」を極めた素敵な男性です。

沢山のお申し込みに恵まれた彼でしたが、その中で、彼が一番先に「会ってみたい!」と思ったのは、同い年の旅好きな女性。

笑い声が聞こえてきそうな、彼女の笑顔の婚活写真に目が留まったのです。

彼にとっての人生初のお見合いは、ご入会から2週間後の日曜日。

ドキドキしながら臨んだお見合いの席では、驚くほど共通点が多く、必然的にお話は弾んだようです。

「ずっと前から知っている女性のようでした。」が、彼のお見合い後のご感想。

一人目のお見合い相手で決めるのは、実は勇気が要ります。

希望すれば、お見合いのチャンスがたっぷりと用意されるのが、連盟での婚活。

そんな中、お見合い一人目で決めてしまうことは、早まったことなのかもしれないと思いがちです。

この先、もう少し待っていれば、もっと素敵な女性に出会えるかもしれない、と欲をかいてしまう。

仲人は、彼の話を十分にヒアリングした後、自信をもって彼にこう伝えました。

「これほどまでに気の合う女性には、なかなか会えないものだよ。」

やがて彼は、この先もっと素敵な女性が現れるかもしれない架空の可能性より、一人目の彼女とのご縁を失うことの重大性を懸念するようになりました。

彼の、あの一瞬の「迷い」は今はもうありません。

婚姻届けを広げて、市役所でにっこり微笑むお二人の記念写真。

幸福に満ち溢れている上、どこか似ています。

勇気をもって決断したご縁は、決して後悔はしない。

いつまでも、末永くお幸せにね!

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