成婚ストーリー

「本気で看病してくれた彼女に素顔を感じた彼の結婚」M様(34歳男性:初婚)

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プロフィール

34歳のM様は、笑顔に少年っぽさが残る穏やかで人当たりのいい優しい方。
自力で進めたアプリ婚活に限界を感じ、一刻も早く真面目な結婚をしたいとご入会くださいました。
仕事でも生き方においてもしっかりとした信念をお持ちなのに、ガツガツした印象を全く感じさせない、マイペースでソフトな印象が彼の魅力です。

お相手の女性は、2歳年下のショートカットが似合うお洒落でチャーミングな方。
彼と同じく、芯はしっかりしているものの、ガツガツした様子がなく、ふんわりした印象が素敵な女性です。

成婚退会:2021年春

  • マネキンを見初め一式揃えた婚活服

    婚活を始める時、まず準備をするのは婚活服。
    活動を順調に進めるためにも「見栄えのいい装い」を準備することは、男女問わず必須です。

    男性ならスーツを。
    若しくは、きちんとした印象のするジャケパン(ジャケットとパンツ)をお勧めしています。

    資格職のM様は、ラフな格好で通勤し、職場で仕事着に着替える毎日です。
    スーツを着る機会は皆無に等しく、大分前に購入したスーツは少し流行遅れ。
    そこでM様は、婚活を機に思い切って「婚活服」を購入しました。
    「自分じゃ選べないから」と、洋服屋さんのマネキンが着ていた見栄え良いジャケパンを一式ご購入。

    お洋服屋さんのマネキンは、スタイリストがその年の流行に合わせ、幅広い方に受け入られるデザインをコーディネートして提案していますから、センスの良さに間違いはございません。

    そして揃えたジャケパンは、スタイルのいい彼にバッチリお似合いでした。
    誰からも好感を抱いていただける爽やかな夏の婚活服を武器に、彼の婚活が始まったのです。

  • 「対面お見合い」と「オンラインお見合い」と「デート」が重なった結果

    沢山のお見合いに恵まれた彼でしたが、土日が必ずしもお休みとは限りませんでしたので、ひどく忙しい週末もありました。

    一番の忙しかったのは、午前中「対面お見合い」、午後に「オンラインお見合い」をこなした後、夕方は仮交際中の女性と「デート」をするといった一日。
    諸々事情があり、日程変更が出来なかった過密スケジュールでしたが、彼は頑張ってこなしました。

    午後一番の「オンラインお見合い」を家で行うと、その後予定されている「デート」に間に合いません。
    その結果、苦肉の策として「オンラインお見合い」は都内の「ネットカフェ」を利用。
    そのおかげで、デート先への移動もスムーズな上、時間に追われるストレスもなかったと仰います。

    加えて「ジャケパン」という装いは、お見合いでもデートでも、どちらでも着用できますからとても便利だったようです。

  • ハプニングを通して感じた彼女の素顔

    オンラインお見合いで出会った彼女とは、互いに好印象であったものの、気持ちを探り合いながら仮交際を進めていました。

    ある日のこと、レストランでお食事デートをしていた最中にハプニングは起こりました。
    彼はソフトドリンクをオーダーしたのに、お店側が誤ってアルコール入りのカクテルを提供してしまったのです。

    お酒が飲めない彼は、知らずにアルコールを摂取したため大変な事態に。
    顔は真っ赤になるし、なんだかクラクラする。
    お店側はオーダーミスに深く陳謝するも、M様の体調は悪化するばかりでした。

    そんな折、お店を出てからの彼女の献身ぶりが彼の心を打ったのです。
    「大丈夫?」の声がけと共に、彼が着席できるベンチを確保。
    大至急お水やおしぼり等をコンビニで調達して、M様が回復するまでずっとそばに居てくれました。

    おとなしい印象の彼女でしたが、いざとなったら行動的でこれほどまでに優しいとは…。
    彼女の素顔を垣間見た彼は、その深い気遣いと優しさに心底感動し、感謝の気持ちでいっぱいになったのです。

    そして、閃きました。
    「こういう女性となら、生涯何があっても支え合えるかも。」

    この最悪のハプニングを経て、お二人は急接近していきました。

  • 自己開示と共通点の模索で更に距離を縮める

    ハプニングがきっかけで仲良くなったお二人は、自己開示をし合いながら更に気持ちの距離を縮めていきました。

    人は、たとえ出会ったばかりのお相手であっても、偶然共通点を見つけた途端、親しみを感じるものです。
    そしてそれが積み重なると、「運命の出会い」と感じたりすることも。

    お二人の場合も沢山の共通点があり、特別な存在に感じ合っていきました。

    例えば、「生き方」が似ていた事は大きな共通点。
    大学卒業後に就職したものの、「この仕事をずっと続けることが出来るか」「誇れる仕事なのか」を自問自答。
    結果、潔く退職し、専門知識を養うため学び直し、現職に至っていらっしゃいます。
    「生き方」が似ているから、互いに労い、褒め合い、共感することが出来たようです。

    他にも学生時代に頑張った部活が同じ。
    通っていた学校も近く。
    それに、「家族構成も似ているね」等々。

    共通点はなんでもいい。
    沢山の共通点は、価値観が近いと感じる事が出来るし、互いを理解しやすくなるものです。

  • 男性に慣れていない彼女への距離感は大事

最後に

代表 平山智子
代表平山智子

この度は、ご成婚、誠におめでとうございます。

ハプニングはM様にとって大変な事件でしたが、結果、彼女の素顔を見れることになり、結婚に繋がったのですから不思議なものです。

仮交際期間は6ヶ月と長めでしたが、男性に慣れていない彼女への距離感を大事になさっていたM様の配慮は素晴らしかったです。
直ぐに手を繋いだりせず、じっくりと空気を読んでタイミングを見計らったことは、彼女への優しさの一つと感じていました。
また、その優しさを彼女も気付いていたと思います。

生き方が似ているお二人ですから、互いに人生の最高の理解者になれそうです。

この度は本当におめでとうございます。
末永く、お幸せに…。

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